北東イングランド見聞録 A to Z B③;Buffet

【食べ放題】

本日は、ビュッフェ:食べ放題のお話です。

これは、日本人の出張者や出向者にとても喜ばれました。難解なメニューを読む必要が無く、現物を確認して自分の食べたいものを食べたいだけ食べられるのですから。

米人社長も同じで、彼は殆どお酒を飲まないのですが、週末の金曜日の夕食は2人でビュッフェに行き、彼はお酒を少し飲んでいました。

当然、運転は私で、彼が2人分の代金を払っていました。

【My Shanghei】

私達の好みは、ニューカスル郊外の「マイシャンハイ」という中華中心のビュッフェでした。

ここは、午後7時以降はお値段が若干高くなるのですが、寿司やグリル料理が楽しめるので我々の出かける週末の夜は、予約が必要でした。

基本的には日本と同じ様な中華のメニューが並びますが、お寿司タイムになると、定番のサーモン寿司と巻き寿司のまがい物が出てきます。当然、さび抜きで、ワサビは別のお皿にこんもりと盛ってあります。申し訳ないのですが、私が入店しているときは、サーモン寿司の大半は私が独占していました。

【英国名物カレーがけ】

英国の田舎での3大料理と言えば、パブ・中華・インドでしょう。中華のビュッフェもインド料理からは逃れられません。

マイシャンハイにも、場違いなカレールーの大きなボールがあります。私は、これはご飯にかけて食べる人用なのだろうと思っていました。

ところが違っていました。現地の英国人は、大皿に山の様に(それこそ、テレ東の大食い番組の様です)盛り付け、最後の工程でこのカレールーを上から、ドバドバと振りかけるのです。

よく言えば『中華とインドのハイブリット』、正確に言うと『両方の味の破壊』なのですが、これを美味しそうに食べます。

現地通訳と魚のカレイの話をした時に、彼女が「カレーは英国の国民食だからー」と言われたのですが、街にカレーライスの専門店が無く、一寸疑問を抱きましたが、英国人の言う『カレー料理』とはこういうのかと合点しました。

こんな英国人が、和食を「ショッパイとか、塩辛い」とか評するのは合点がいかないのですがー