北東イングランド見聞録 A to Z J②；Jam

ジャム売り場です

【美味しいジャムと、ｘｘバター】

ジャムは良く買いました。昔から知っているチップトリ―が、スーパーで時々安くなるので、それを狙っていました。

英人は、これを固くて薄い食パンをカリカリに焼いたものに付けるのですが、私は少し厚くてサクサクの食パンが良いので、フランスパンもどきで誤魔化してしていました。

また、ジャム売り場にはピーナッツバターやアーモンドバターも置いてありましたが、日本で食べた経験が無いので、私は買っていませんでした。

ある日近くのスーパーでぼーっとジャム売り場を眺めていると、見知ぬ女性（30～40代の英国人にしてはスリムな人）が私をじっと見て、「ジャムを探しているの？」と聞きます。「ええ、まあ」と私が曖昧に答えた瞬間、「それなら、このアーモンドバターが良いわよ。これは天然素材100％で、云々ーー」と怒涛の様に攻めてきます。

アーモンドバターによる新興宗教への勧誘等は聞いたことが無かったので、暫く聞いていましたが、気の弱い私は試しに一つ買う事になってしまいました。彼女のお勧めの１瓶をかごに入れた瞬間、彼女はどこかに去ってしまいました。ひょとして、アーモンドバター普及のために、夕方の時間に私の様なジャムに迷えるカモを待ち伏せにしているのでしょうか。

翌朝、パンにアーモンドバターを付けてみましたが、甘味料無添加の為、余り味がしません。おまけに、口の中がパサパサ・イガイガします。それでも何日かかけて１瓶食べきりましたが、当然の如く、その後にアーモンドバターを買う事もなく、彼女との再会もありませんでした。やれやれ。

【ミニミニジャム】

チップトリ―のジャムですが、レストランに行くと、半径が500円玉くらいの小さなガラス瓶に入ったものが一人用として、置いてあります。日本で売っているのは見たことがありませんでしたが、先日、群馬かどこかの駅の100円ショップ的な所に売っているのを発見しました。嬉しくなって２瓶買いました。