北東イングランド見聞録 A to Z P②;Potato

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【主食なんですよね】

英国の主食は、ジャガイモですが普段の生活やTVを観ていても、そのことには余り気が付きません。ところが、週末に地元やニューカスルの街なかを歩くと、思い知らされることがあります。

例えば、有名な『フィッシュ・アンド・チップス』ですが、ファストフード全盛の中でも、しぶとく生き残っています。私も一度だけ食べましたが、ボリュームと油の多さに懲りてしまいました。

こういったお店では、『チップス・アンド・チップス』も売っています。これはフィッシュフライをポテトに置き換えたものであり、ポテトフライのてんこ盛りといった様相です。

休日などは、これをテイクアウェイして、歩きながら食べている人を結構見かけます。マックポテトのLサイズを分けて食べるのではなく、シェーキーズのポテトを太い千切りにして、マックポテトのLサイズX3倍といったボリュームです。

また、近所のハンバーガー屋では、ポテトバーガーというのが売っていましたが、これは大量のポテトをパンズで挟んだもので、得意の塩胡椒で軽く味付けしてあります。勿論私は食した事がないので、美味しいかどうかは分かりませんが、新旧主食のコラボといった趣です。

【サツマイモ事情と、ミカン】

一方、サツマイモは余り見かけませんでした。インターネットを見ると、例によって「英国のサツマイモは余り甘くなく美味しくない」との事。じゃあ、スイートポテトはどの国の発祥なのかとついでに調べたら、日本でした。芋好きの英国人に、甘くてヘルシーっぽいスイートポテトは受けると思いますが、どなたかチャレンジしては如何でしょうか。

サツマ関連の食べ物がもう一つあります。

ミカンは冬になると、英国でも普通に売っていますが、「SATSUMA」として売られています。何故ミカンがそう呼ばれているのかは諸説がある様ですが、100年以上も前からの呼び名の様です。

SATSUMAはモノによっては美味しいですが、当然、日本のミカンの様に綺麗だったり、すごく甘かったり、大粒だったり、皮が剥き易かったりというのはありません。