北東イングランド見聞録 A to Z Z②;Zeppelin, Led

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【レッドゼッペリン】

今回は、大好きなツエッペリンの話ではではなく、外来語の発音の話です。

私が子供の頃の日本では、韓国や中国系の人の名前の読み方は、漢字は日本語読みで発音していましたが、最近(でもないですね)は出身国の読み方になっている様です。

英国では、外来語(?)は全てローマ字発音の様です。

標題の有名なロックグループ名も、ドイツ語では『ツエッペリン』のはずですが、『ゼッペリン』と発音されます。

また、私が近所の喫茶店で初めてオーダーした時に、「カフェオレ」と注文したらマスターに「お前はフランス語が話せるのか?」と尋ねられました(彼は旧仏領のアフリカの国出身でした)。彼に言わせると、地元の人でフランス語読みでカファオレやクロワッサンを注文する人は誰もいないそうです。

また、タイヤのTVコマーシャルでは、「何とかかんとか、ミチュラン」とミシュランタイヤの宣伝をしています。

【CentreとCenter】

また、看板には「xxセンター」イコール「xxCentre」と書いてありますが、教科書では、「xxCenter」と教わった気がします。

通訳に確認すると、「英国ではcentreが正しい」と言います。「いや、centerの方が発音のままだよね。何で米国と英国とで違うんだろう?」と私が言うと、再び「英国のスペルが正しい」との事。

【私が正しい】

この、「私が(私たちが)正しい」と言うのは彼らの基本的な考えの様でした。

私が仕事で経理課長の資料の誤りを見つけ、それを指摘すると、「いや、これはこれで正しい」と言います。理由を尋ねると、「私は間違わない」との事。

私だったら、とりあえず謝ってから、間違った理由を説明するのですが、ここが彼らの拠り所だと考える様にしていました。この点を理解しないと、彼らが傲慢だと思い込み仕事がうまく進まないと感じていました。

【お持ち帰り】

忘れていましたが、ファストフードの『お持ち帰り』ですが、日本では「テイクアウト」ですよね。

英国では、take awayと言ってました。何か、「無断で持ち去ってしまう」感じがあり、馴染めませんでした。