北東イングランド見聞録 A to Z D②;Dog

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糞の始末の警告ポスターだそうです


Dog:ご存知、『犬』です。

【犬とお散歩】

英国に滞在中、1回も野良犬・野良猫は見かけませんでした。イングランドの厳しい冬を野良では過ごせないのかもしれません。

また、英国人は散歩好きが多い、というか散歩は立派な趣味の一分野で、週末の『Times』紙には、「お勧めの散歩コース」が毎週紹介されています。私の部下などは休暇の度に、散歩の遠征に出かけていました。

従って、自宅付近を犬と一緒に散歩している人も多いのですが、日本の様に糞処理セット(?)を持ち歩いている人は余り見かけません。でも、糞は落ちていません。何故でしょうか。

車で走っていると、歩道に中途半端な高さのポストをいくつも見かけます。近寄って確認すると、これらは『犬の糞処理用ポスト(ゴミ箱)』でした。

流石、英国人。大学卒業時に旅行したパリの街中が犬の糞だらけなのとは、全く違っていなあと珍しく、感心しました。

【摩訶不思議なスポーツ】

また、犬に関しては、不思議なスポーツ?があります。牧羊犬が羊を誘導して、柵の中に追い込むタイム(だけじゃない?)を競う競技で、『one man and his dog』と言います(今回、ネットで確認しました)。一匹の犬と羊飼いが14匹の羊を柵の中に追い込むのですが、これを天下のBBCが放映しています。渡英前に噂には聞いていましたが、実際の番組に出会った時は流石にカルチャーショックを受けました。クロケット同様、何と暢気な競技なんでしょうか。せっかちな日本人である私がチャンネルを他局に変えたのは、言うまでもありません。

最後に、一つ不思議だったのは、超肥満体の人間とはよく出会いましたが、超デブな犬は余り見かけなかったことです。太りすぎてて、家から出られないだけなのでしょうか?