北東イングランド見聞録 A to Z M②;Meat

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【薄切り肉】

お肉の事情もかなり日本とは違いました。

お肉は、週末に地元の肉屋で買っていましたが、理由は「牛肉の薄切り」を作ってくれるからです。

スーパーの肉売り場に限らず、肉屋さんではチキン・豚・牛・羊の肉が売られていますが、どれも固まり状若しくは、サイコロ状(ダイス)です。

初めて地元の肉屋に行った折、店員に「牛肉を薄く切ってくれ。スキ焼を作る時の様に」とオーダーしましたが、「スキ焼って何だ?」との返事。仕方が無いので、「いいか、肉を新聞紙の様に薄く切るんだ」と注文したところ、ハム切り器(?)で薄切りの牛肉を作ってくれました。

【お肉の序列と英国肉料理】

また、日本でお肉の序列では、『牛>豚>鶏。横っちょに羊』という感じでしょうが、英国のスーパーや肉屋では、『ほぼ序列無しで、牛フィレやラム肉は若干高値』という感じでした。

私は、毎週薄切り肉や牛フィレのステーキを食べていましたが(帰国後はフィレを1回も食していません)、ラム肉のダイスを含め、美味しく食べました。しかしながら、日本(福島県)からの出張者は、「何か、こっちの牛肉は草の匂いがする」と言ってました。やはり私が味音痴なのでしょうか。

滞在中、英国料理で「美味しい!」とか、「食べたい!」と感じた肉料理は有りませんでした。もっと、パブに通っていれば遭遇できたのかもしれません。

また、焼き肉屋は近所では見かけませんでしたが、日本式の匂いが移らない焼き肉屋をやると、繁盛しそうだと思っていました。後は、おにぎり屋の商売も良さそうでしたが、ロンドンの様な大都会では、既にやっているのでしょうね。