北東イングランド見聞録 A to Z T;Toilet

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小型の男子トイレです

【英国のトイレ事情】

最も戸惑ったトイレについてです。

実は同様のエピソードがネットに出ていて嫌なのですが、やはり書きます。

最初に現地に到着して、空港から会社に向かったのですが、やたら「トイレ」の看板が目立ちます。

勿論、見間違いで正解は「To let」(貸します)という意味で、貸し物件の看板でした。「To rent」と書いてあれば間違わないのでしょうが、そもそも「to let」がピンとこないので、仕方ないです。

トイレについては、事前情報でウォシュレットが無いことは知っていたので、携帯ウォシュレットを持参しましたが、面倒なので結局1回も使用しませんでした。これは、「慣れ」の問題だった様です。

会社に出社すると、現場作業者と共用トイレでしたが、トイレが汚いのと、トイレットペーパーが不足気味な事、更に電灯が自動消灯するのに参りました。

これは、日本が例外的に奇麗なのかもしれませんが、きれいに使おうという気は全くありません。脱線しますが、私が赴任直後に米国子会社が経営不振だったが、管理職が先頭になって会社の掃除をしたら、業績が急回復した。という話をし、当時経営不振だった英国子会社の職制会議で提案しましたが、「私たちは、会社に掃除をするために来ているのではない!」ときっぱり断られました。検討の余地もないのかーとがっくりしたものです。

さて、トイレの話に戻ると、用を足した後には当然手を洗いますが、その後にハンカチは使いません。多くの人はトイレットペーパーで手をふきます。会社は乾燥機を用意しているのですが、習慣なのでしょうか、やはりペーパーは不足気味です。

一度は、事前確認の余裕なく用を足したのですが、紙がありません。トイレには大量のスポーツ紙が読み捨ててありますので、それを使いました。この時だけは、トイレが清潔でなくて有難かったです。

トイレではゆっくりと用足しできません。一定時間経つと自動的に消灯します。

とは言え、数を数えながら用を足すこともできないので、暗いトイレというのにも次第に慣れました。

【驚きの男子トイレ】

さて、最後に最も驚いたことです。

赴任後一人で大型モールに買い物に行きました。長時間見物したので、トイレに行きたくなりました。普通に、トイレに行き、普通に小の用を足そうとしました。

が、びっくり! 隣の人との仕切り板(?)がありません。(誰も見ないでしょうが)隣の人のxxが丸見え状態です。

以降、極力公共のトイレ(小)の使用は避けましたが、どうしてもの場合は一番端っこで隠れる様に用を足したのは言うまでもありません。