北東イングランド見聞録 A to Z W;Weight

f:id:chester-le:20191211142606j:plain

Grainger Market内の謎の体重測定屋

【体重測り屋さん】

Weight:体重ですが、ニューカスルの旧い市場に、「体重測ります」というお店がありました。

昔からやっている風のお店なのですが、いつも入り口のドアが閉まっていたので、流石に入っていく勇気がありませんでした。改めてインターネットで調べても出てきませんが、インドでは『体重量り屋』が今だ健在との事です。

【英国健康事情】

さて、英国の『健康』事情ですが、かの地に赴任して驚いたのは、出向先の会社に『定期健診』制度がなかった事と、社員が誰も受診を望んでなさそうな事。

更に、社内でも街なかでもどう見ても太りすぎの成人が多いのに、「成人病」に気を付けようという感じが全くない事です。そもそもマスコミでも「成人病」が余り話題にならない感じ。

尤も、そうした空気を反映してか、TVのCMで、注意喚起を促い出していましたが。

現地社員はほぼ例外なく、太り気味若しくは肥満でした。彼らが太る理由は、シンプルに『食べ過ぎ』でしょう。日本人の3倍は食べる感じ。

多くの英人は、日本食が「ショッパイ」と言いますが、反対に英国で出てくる料理の多くは味が薄かったり、無かったりします。例えばサラダには、普通、ドレッシングはかかっていません。塩胡椒をパラパラと振りかけます。

多分、味のはっきりした料理(例えば、偽物の和食)を大量に食すると、しょっぱかったりするのでしょう。

【ビュッフェが大好き】

現地の米人社長とは毎週金曜日に、ディナーに出かけました。彼はビールを少し飲むので私が運転し、代金は彼の奢りでした。

そんな時は、中華料理の食べ放題(ビュッフェ)に行きました。彼や私はメニューに煩わされずに、好きなものをちょこちょこ食べますが、現地のお客さんは当然大盛です。

更に、止めとばかりに上からカレールーをドバドバと注ぎます。折角の中華料理が全て同じカレー味になってしまいますが、今や「英国料理」になっている様でした。

また、ちゃんとした食事の後には、きっちりと過剰に甘いデザートを食します。これは性別には全く関係ありません。結果、かなりのカロリーオーバーになる訳です。

地元のチェスターリーでも健康に気を付けてジョギングする、超肥満のジョガーをよく見かけましたが、「まずは、食事制限しろよ」と心の中で毒図いていました。