北東イングランド見聞録 A to Z O②;Oyster Card

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【英国版Suica

オイスターカード。英国のSuicaです。

私がこれを使ったのは、2013年にロンドンを旅行した時でしたので、その後大幅に機能が向上しているかもしれない事を、ご了承下さい。

私がこのカード購入したきっかけは、ロンドンのビートルズツアーに参加した事です。

この低料金のツアーは、注意事項として「事前にオイスターカードを買っておく事」となっていました。

ビートルズツアー in London】

ツアーに申し込むと、参加金額、集合時間、場所が知らされます。私の時は、20人足らずの参加者でしたが、若干うるさ型のおじさんが、「はーい!ビートルズツアー参加者は集まって!!」と言って1か所に集め、料金を徴収します。

その後、色々な注意事項を説明しますが、半分くらいしか理解できませんでしたが、日本と同様で、『ガイドの後に付いて、彼の話を聞き、実物を確認する。』様です。なお、『移動については、徒歩と地下鉄。地下鉄の乗降はオイスターカードなので、もたもたしている人は待たないで置いていく。』こんな感じです。私もオイスターカードのお陰で、楽しいツアーをエンジョイできました。

さて、ご存知の通り、ロンドンの地下鉄はトラブルが多いです。突然の運休なんかは、日常茶飯事と聞いていました。

私の旅行中は、幸い運休には出会いませんでしたが、自動改札のトラブルが多かったです。が、皆さん慣れているのでしょう、トラブルを無視してガンガン自動改札を抜けていきます。当然、お上りさんの私はこれに従いましたが、ロンドンを離れる時に、オイスターカードに復讐されました。

【簡単には精算できない】

ニューカスルでは電車に乗りませんし、オイスターカードは普通のお店では使えなかったので、「精算窓口」で精算しようとしました。

ところが、私の番になると、係官が、「No,精算できないよ」と言います。どうやら、「あなたは自動改札を不正に抜け出たから精算不可。どうしても精算したければ、パスポートをxxに持参して云々」とのこと。「私がオイスターカード無しに駅から出場したのは、この国の地下鉄のシステムがぼろいからだろ。君たちはアンフェアだ!」と主張しましたが、ガラスの向こうで薄笑いを浮かべられては仕方ありません。諦めました。

今でも残高が残ったオイスターカードは私の手元にありますが、再び使える日は来るのでしょうか。