北東イングランド見聞録 A to Z I②;Italian Food

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【我が、リトルイタリー】

チェスター・リーには勿論、ニューカスルにも殆ど、フレンチレストランは有りませんでした。一方、イタリアンレストランはピザ屋も含めて、若干ありました。

その中で、ピカイチはサンダーランド近郊の海岸にあるレストラン、『リトルイタリー』です。

ここは、海岸線の道路から砂浜に降りた場所にあるカジュアルなレストランですが、日本人出向者や出張者の会食にも良く使いました。目の前は北海ですが、夏季は夕日がとても綺麗とのことでした。

日本人にとっての、看板メニューは、ムール貝をソースで仕上げた「マッスル」とイカリング「カルマリ」のです。それに、一寸脂っこいのですが、チキンボールフライの「キエフ」でしょう。

まあ、何を食べても美味しいし、良い貝が入らないと、マッスルが出てこなかったりします。その上、マスター(か?)は、典型的なイタリアのおじさんで、頼めば、(偽物の)熱いコーヒーをお客さんの膝にこぼしてしまうという、バレバレの一芸をやってくれたりもします。

【ニューカスルのイタ飯屋さん】

また、ニューカスルのテイクアウェイ(「テイクアウト」の事です)のお店としては、ピザとアイスクリームのお店が一軒ずつ挙げられます。どちらも、英国人のお店は日本人には酷いので、楽しめるお店は限られます。

まず、ピザのお店ですが、名前は憶えていませんが、ニューカスルの中心街にる最古の室内マーケットの『グレンジャーマーケット』の一角にあります。ここのピザの特色は、普通に薄い事です。私が居た頃のピザの殆どは、「パンピザ」でしたが、ここはちゃんとした普通に美味しい焼き立てピザを切り売りしています。お店の前にはいつも行列が出来ていますので、わかり易いと思います。

次に、アイスクリームですが、これは昔はニューカスルの避暑地だった、タインマス近郊に店を構えていますが、タインマスのマーケットに出店していますので、ここに行った時にで食べるのが良いかもしれません。

【昔は避暑地、タインマス】

タインマスはニューカスルから地下鉄で行けますが、ここも北海に面しており、岬(?)の突端には古い寺院が残っていますが、第二次大戦中にドイツ軍に軍事基地と認識されて破壊された跡があります。

このタインマス駅構内は毎週末に大きなマーケットが開催されます。また、料理やカフェの水準もニューカスルよりは高いので、時間があればニューカスル旅行の足を延ばしては如何でしょうか。

ニューカスルやタインマスのプロ―モーションビデオ的な映画としては、『ゴール』①があります。中南米出身の少年が、ニューカスルユナイテッドを踏み台にして、リアルマドリッドに入団しーとい内容ですが、この映画では私は見たことがない、美しいニューカスルの風景が出てきますので、興味のある方は是非ご覧ください。