北東イングランド見聞録 A to Z A;accent

今回からアルファベット順で書いていきます。

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今回はアクセント、「訛り」です。

【ジョーディー訛り】

英国子会社に出向が決まった時点で、赴任まで約1ヶ月ありましたので、3週間「駅前留学」しました。

当然、出向先の話題が出るので、ニューカスルの近辺だと言うと、必ず「あそこは訛りがキツいぞ」と先生に言われました。

一般的には「ジョーディー」と言われる様ですが、発音がローマ字読みなのです。

したがって、「bus」は「ブス」だし、ロックスターの「デビッドボウイ」は、「デビッドバウワー」になり、意味不明な会話になってしまいます。

たまにロンドンからお客様が来ることがありましたが、その発音を聞くと「何て分かりやすい英語なんだ!」と通訳さんと喜んだのを覚えています。

ジョーディーは場所的には日本で言うと東北弁になるのですが、彼らは訛りを含めた地域社会にプライドを持っており、また、ロンドンの様な都会の人もリスペクトしている様に感じました。

でも相手が「ガイジン」と分かると、ちゃんと標準語(?)で会話をしてくれるので、旅行する場合は、何の心配も必要ありません。

ただし、更に北上し、スコットランドに行くと、現地の言葉はほぼ理解不能でした。役所の窓口でも同様な有り様でしたので、同国に旅行される際は注意した方がよいと思います。