北東イングランド見聞録 A to Z G③;Ghostお化けが好き

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チェスターリーの絵皿にラムリー城が描かれています

【幽霊ツアー】

・大きな観光地には、必ず(?)『幽霊ツアー』なる散歩ツアーがあります。観光地には、古い建築物が溢れており、日本同様、「古ーいモノには魂が宿る」という考えがある様です。

幽霊ツアーには参加した事は有りませんが、ロンドンで「ビートルズゆかりの地巡りツアー」に参加した経験から言いますと、以下の手順で行われると思います。

・インターネットや現地の看板に『xx曜日のxx時にxxツアーがあるので、参加者は集合。参加料xxポンド』+地下鉄を利用する場合には、『オイスターカード持参』と書いてあります⇒指定時間に集合場所に赴く⇒既に、観光客らしき人達が集合している⇒定時直前に、ツアー主催者がやってきて参加者の確認と集金をする⇒簡単な注意事項を説明し、ツアーがスタート⇒ポイントポイントで、簡単な説明をしてくれる⇒短くて小一時間、長い場合は半日程度でツアー終了

【幽霊は怖い?】

・その幽霊ですが、日本の怖い幽霊の様に、幽霊自体が「呪う」とか、「とりつく」・「怖がらす」よりも、「そこにいる気配や物音がする」等、建物とセットになっています。

彼らの住処の多くは、古い大きな石造りの建造物なので、昼間でもほの暗いので、そう言われればそんな雰囲気があり、見学者はそれを楽しむという風です。

・チェスターリーにも、小高い丘の上に『ラムリー城』という古いお城の跡があり、ホテルとレストランを営業していました。ここのレストランはこの地域では珍しく美味で、役員出張との食事会でレストランを使った際には、お土産にパンをおねだりしました。自宅近くでもあり、ここのホテルの部屋に宿泊した事は無いのですが、やはり、『夜中に幽霊が出る』という話でした。

【祟りは無い?】

・ラムリー城の幽霊もそうですが、英国の幽霊というのは、音や声らしき物音がして、『何か気配がする』というのを怖がる(楽しむ?)パターンが多い様です。現世に怨念が残っていて、他人に祟るというのではないので、無害(?)な幽霊が多い様に感じました。

古いものが圧倒的に残っている国なので、祟りがある幽霊が沢山住みついていると、安心して暮らしていけないという事情もあるのでしょう。