北東イングランド見聞録 A to Z M;Market
【フリマではない】
私が住んでいたChester-le-streetは「market town」と言われています。
毎週末になると、「マーケット」が開催されます。
これは日本の「フリーマーケット」とは異なり、お店は全てセミプロの業者がやっています。
年金生活者らしき人も散見されますが、私の愛用していた骨董店種は途中でリタイアしてしまいました。
売っているものは様々で、新品の商品や骨董品、中古衣料品、中古CDやレコード、それに不用品などです。
この「不用品」が凄いんです。どう見てもゴミとしか見えない家庭用品、具体的には壊れた家具や電化製品などを売っており、驚く事に結構買う人がいます。
多分、部品取りか何かの為なのでしょうが、日本の粗大ゴミを(不法ですが)拾ってまわる方が良いものが手に入る感じでした。
【モノを大事に扱わない?】
私の場合はマーケットの中古レコード屋の値段の安さに驚き、うん10年ぶりにレコード収集の世界に戻っていったのですが、一つだけ驚いたことがあります。
それは、レコードを大事に扱わないという事です
ジャケットには落書き、レコード盤は傷だらけというのが当たり前の世界です。
この様に物を粗末に扱う反面、自分で修理して長く使うという2面性は理解に苦しみますが、彼らに言わせると、「very British」なのでしょう。